2007年07月05日
萌木の村ハットウォールデン&ビールツアー【タッチダウン編】
八ヶ岳高原・清里 萌木の村の名物と言えば「ホテルハットウォールデン」「フィールドバレエ」「ホール・オブ・ホールズ」ほか色々あるのですが、なんと言ってもこの萌木の村内で製造されている地ビール「タッチダウン」をなくしては語れません。

萌木の村の中に、「ロック」というレストランがあるのですが、ロックの下はビール工場になっていて、「タッチダウン」は醸造からビン詰めに至るまで全てこの工場で行われているんですよ。

こちらはレストラン「ロック」の外観。なぜか正面から写真を撮るのを忘れちゃった(^^;
この建物の地下に降りると…

ありました!仕込みタンク。
今まで何度かビール工場の見学はしてきましたが、いずれも巨大タンクが並び圧倒されるような風景。作業工程も全て機械化というものだったので全く違います。全ての作業工程がこの小さな工場内で行われる「タッチダウン」は正真正銘手作りされているビールなんだなぁ、と感心。
こちらは貯酒タンク。

この貯酒タンクから、本当にできたてのビールをすぐに瓶詰めし、全国に配送しています。

タンクからダイレクトに注ぐ超出来立て!のビールを試飲させていただきました。こんな経験めったにできるもんじゃないですよ〜〜

こちらは「ピルスナー
さっぱりとした飲み口。何杯でも飲めそう(≧▽≦)

こちらは2006年春季全国酒類コンクールで総合第一位を受賞した「プレミアムロック・ボック
こちらはかわって濃厚な味。でも普通の黒ビールなどと違い、重い感じはありません。私はギネスなんかも好きなのですが1杯目だけは美味しいんですよ。でもそれ以上になるとお腹にくるというか、なんともいえないモッタリ感。あれがいやなんですよね。でもプレミアムロックボックは濃厚な味と香りなのですが、モッタリ感が無いのです。

こちらも2006年秋季全国酒類コンクールで総合第一位を受賞した「デュンケル
私はこの3種の中で一番コレが好き!最高ですよ〜(≧▽≦)ビール好きな方は騙されたと思って一度飲んでみてください!
さて。タッチダウンの工場は小さな工場とはいえ、工程は普通のビールとおなじ、もしくはより手間がかかっているのですが、ひとつ大きな工場と決定的に違うことがあります。それは最後の濾過工程。
通常ビールの製造では、最後に酵母やオリ、濁りを取り除くために「濾過」という工程があります。実は「タッチダウン」にはこの「濾過」という工程がありません。なぜならタッチダウンは加熱処理をしないために酵母が生きたまま残っているからなんです。
酵母は死んでしまうと渋みやえぐみになり、ビールの美味しさを邪魔します。ですから普通は濾過して酵母の死骸(?)を取り除きますが、タッチダウンはこの酵母を生かしたまま製品にするのです。

ですから、製品にはこのように底に白っぽいものが溜まって見えることがあります。これ酵母なんですねー。濾過をしないことで、ビール本来の風味を損なうことなく製品になるのです。
この酵母を生かしたまま製品にするというのは、並みの技術では成し得ないこと。これを可能にしているのは・・・

このお方。日本で4人しかいないといわれる人間国宝級のビール職人「山田一巳」さんです。山田さんは大手酒造メーカーでは製造工程が機械化、分業化される中、開発から醸造まで全てを一手に担う匠なのです。
山田さんはその昔キリンにて「一番搾り」や「ハートランド」の醸造開発責任者をされていた方。ご退職後に萌木の村の船木社長と出会い、この地で最上級のビールを作るべく、工場作りから携わってらっしゃるのです。この工場建設当時、ドイツから本場のビール醸造のマイスターを呼んだそうなのですが、山田さんのような方に何も教えられる事は無いと帰られたそうですよ。山田さんGJ!!

タッチダウンは、八ヶ岳の山に育まれた天然水と、最上級のチェコ産のホップ、本場ドイツから空輸された優秀な生酵母、世界中から選びぬかれた麦芽をブレンドし、ビールの匠山田さんの魔法にかかったビールなんですねー。
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